消防T制作秘話

 

私たちがなぜ、消防団Tシャツを作るに至ったか。

このことについて、少しお話ししておきます。

 

私たち『制服工房ヤマメン』は、
岡山県の南西部、井原市という町で半世紀以上もの長きに渡り、
主に作業着などといった、オリジナルユニフォームの製造販売を生業としてきました。

 

これまでに蓄積されたノウハウ、技術といったものは、
相当レベルの高いものだと自負しております。

 

これらのスキルを生かし、
さらに幅広く事業を展開するため、
私たちは、昇華転写という技術に目を付けました。

これまで主流とされてきた、「シルクプリント」というプリント法とは、
まったく異なる、新しい技術です。

 

これまでのプリントでは
加工することの難しかった部分にまで加工を施してしまう、
一部の人にとっては、まさに夢のようなプリント法と呼んでいいでしょう。


私たちは、この手法を武器に、
これまで全国各地の様々な方々のご要望にお答えして、
世界にたったひとつしか存在しない
オリジナルのウェア、グッズ等を、世に生み出してきました。

 

 

ある日、
一人の女性の方が、私たちの会社を訪ねてきました。

 

「こんなものは作れないか?」

という相談のため、ご訪問してくださいました。

 

その方のご要望というのは、こういったものでした。

 

「消防団の方が着ている、はっぴのようなTシャツを作ることはできませんか?」

「消防団に所属する旦那にプレゼントしたいのです。」

というご要望です。

 

 

私は、

「なんていい奥さんなんだろう。」

「さぞかし、旦那さんも喜ぶことだろう。」

と感じていたのと同時に、

 

「えっ、、、消防団用のはっぴじゃなくて、はっぴ風Tシャツ!??」

 

思わず耳を疑いましたが、
それがその方のご要望でした。

 

技術的にはまったく問題のないことなので、
私は快く引き受けました。

 

 

数日後、
無事に商品が完成しました。

 


(イメージ写真)

 

 

その方は直接、商品を受け取りに来てくださるとのことで、
再度ご訪問いただき、商品をお渡ししました。

 

その方は、とても喜んでくださいました。

 

「正直、想像していた以上のものが出来上がっていたので、
とてもびっくりしました。」

という嬉しい感想を言ってくださいました。

 

そのとき、僅かにですが、その方の目が潤んでいたのが
とても好印象でした。

 

 

 

私たちの使命は、
「お客様に満足していただくものを、お客様にお届けすること。」

 

 

私は、いまでも
あの方の喜んだ顔を、たまに思い出します。

 

 

その後、いろいろとリサーチしてみると、
全国にも、こういった

「オリジナルの消防団ウェアを作りたい。」

という願望が、数多くあることを知りました。

 

ですが皆、

「どこで作ったらいいのかわからない。」

「ワンポイントでありきたりなものを作るのではなく、
フルデザインで、完全オリジナルなものを作りたい。」

「所属する消防団員全員分のウェアを作りたい。」

ということで色々悩み、

結局、どうしたらいいのか
わからないままで終わってしまっている方が多いといった印象を受けました。

 

 

私たちは、そういった方々を救うべく、
また、あのときの女性の方のように、
日本中の方々に喜んで貰いたい。

そしてこの昇華プリントという技術を、もっと世の方々に認知していただきたい。

そういう想いから、
この度、消防団特化型のウェア販売サイトをスタートさせました。